平成30年度 家庭教育講演会
各校・園で家庭教育講演会が開催されました!
河合町PTA連合会では、教育委員会との共催により幼稚園、各小・中学校において家庭教育講演会を開催しています。
平成30年度に実施した各講演会の様子を紹介します。
河合幼稚園
日 時:平成30年11月14日(水曜日)
講 師:菱木純子先生
テーマ:「栄養学(食材編)」
![H30幼稚園](http://www.town.kawai.nara.jp/material/images/group/18/H30youchien.png)
スライドを用いて、野菜の選び方や栄養素について、和牛と国産牛の違いなどを分かりやすく説明して下さいました。身近に感じる内容で、とても勉強になりました。
河合第1小学校
日 時:平成30年10月11日(木曜日)
講 師:三木千鶴先生(河合町スクールカウンセラー)
テーマ:「子どものこころを育む」
![H301小](http://www.town.kawai.nara.jp/material/images/group/18/H301sho.png)
子どものこころの成長への大人の関わり方についてお話していただきました。
『子どもは育つ』その力を信じて親が「待つ」ことの大切さ、「待つ」ために親のこころに余裕を持つこと、こころを広く余裕を持つためにユーモアが大事なことなどを絵本をつかって教えていただきました。
河合第3小学校
日 時:平成30年12月20日(木曜日)
講 師:棚橋恵美先生(栄養教諭)
テーマ:「日本の伝統文化「おせち料理」を学ぼう」
![H303小](http://www.town.kawai.nara.jp/material/images/group/18/H303sho.png)
おせちと奈良のお雑煮作り、おもちつきと盛りだくさんの内容でした。野菜を切って、煮て、炒めて、蒸して、和える。そして杵と臼を使ってお餅つきを体験しました。親子で悪戦苦闘しながらも、楽しくクッキング。
河合第1中学校
日 時:平成30年5月24日(木曜日)
講 師:上島博先生(子どもレジリエンス協会)
テーマ:1.「命をいただいて」
子どもレジリエンス研究会の上島博さんにレジリエンスや命の大切さについて教えていただきました。ひとりひとりの思いが周りの人に伝わり、その思いが認められてみんなのものとなることを考えました。
日 時:平成30年 6月20日(水曜日)
講 師:井芝満喜子先生(大和高田市教育委員会)
テーマ:2.「子どもへの関わり方~上手に気持ちを伝えてみよう!~」
大和高田市教育委員会の井芝満喜子さんに「アンガーマネージメント」について講演をいただきました。これからの子育てや家庭教育、学校での生徒指導に活かせる内容でした。
日 時:平成30年11月5日(月曜日)
講 師:奈良県ユニセフ協会
テーマ:3.「世界の子どもを取り巻く現状」
奈良県ユニセフ協会の方に世界の子どもを取り巻く現状から命と人権についてのご講演とグループ学習を行っていただきました。グループで絵を描くことで、楽しく、わかりやすく学ぶことができました。
日 時:平成31年 2月 7日(木曜日)
講 師:日本公務員弘済会奈良支部
テーマ:4.「自転車安全運転」についての講座
日本教育校務員弘済会奈良支部、東京海上日動火災保険株式会社の方に自転車事故の怖さについてDVDを上映していただき解説をいただきました。ながらスマホの危険性や交通ルールだけにとどまらず、加害者となってしまった場合のこともふまえてお話いただきました。
![H301中](http://www.town.kawai.nara.jp/material/images/group/18/H301chu.png)
河合第2小学校・河合第2中学校 共催
日 時:平成31年 1月23日(水曜日)
講 師:周防美智子先生(岡山県立大学)
テーマ:子どもの育ちを支える大人のかかわり」
子育てにおいて、大人がどこまで子どもの成長に関与するのが適切であるかは、子どもの個性・適正も様々であることから、明確な答えを見つけることは困難です。その難しい課題へ、どのように向き合うべきかを分かりやすくお話ししていただきました。
成長時期の子どもが獲得していく「自立に向けての育ち」「他者との関わりについての育ち」「集団生活に必要な育ち」の各育ちの獲得には個人差があり、子どもの個人差によって育ち残しが起こる場合もあり得ます。その場合育ち残しがあったとしても、子どもは成長過程において十分に補っていくことができるので、そこに大人が上手に関与するにはどうするべきか。
【子どもの抱える困り感に寄り添う】
・子どもの困り感は、それぞれの子どもによって異なる
・子どもの年齢で考えるのではない
【子どもの話を聞く】
・子どもを肯定的に理解する(良さを理解する)
・子どもの内面を理解する
大人が「子どもの困り感に寄り添う」「子どもの話を聞く(理解する)」このふたつを実践することで、子どもに心の居場所が定まり「自尊感情・挑戦心・心の安定」などの成長につながることへの認識が深まりました。今後の子どもらへの接し方についての良い指針となると感じることができました。他にも「子どもと大人の関わり」についての参考となるお話を沢山きくことができ、とても良い気づきがありました。
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更新日:2021年06月30日