平成28年度家庭教育講演会及び学校給食説明会が開催されました

更新日:2021年06月30日

河合町PTA連合会では、教育委員会との共催により幼稚園、小・中学校において家庭教育講演会を開催しています。平成28年度に実施した様子をご紹介します。

 

また、2月には学校給食説明会が中央公民館で開催されましたので、あわせてご紹介します。

 

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平成28年度家庭教育講演会

河合幼稚園

平成28年11月16日(木曜日)、防災アドバイザーである 高岡 宏芳さん(高塚台2)から、「防災学習」をテーマとして、近年多発している地震や自然災害に見舞われた時の対処法など、自主防災についてお話しをしていただきました。

また、いざという時のために、三角巾とロープワークの使い方の実演や被災した時にどのようなものが必要かを教えていただき、参加者は、防災バックに入れておかなければならない物の多さに驚き、小さい子どもを抱えての避難所生活の大変さを改めて知りました。

河合幼稚園

 

河合第一小学校

平成28年10月13日(木曜日)、奈良県スクールカウンセラーとして県内小中学校を巡回し、カウンセリングを行っておられる 高内 百合子先生から、「子どもたちの心の成長を願って」と題して、学校カウンセラーからみた子どもたちの現状、子どもたちの心の成長を図るための働きかけ方などをお話ししていただきました。

参加者は、子どもの意欲を高めるためには適度な働きかけと、ゆとりを持って見守っていく姿勢が大切であるということを学びました。

 

河合第二小学校

平成29年1月19日(木曜日)、奈良県保健研究センターでウィルスの研究をしておられる榮井 毅さんから、「感染症対策」について、お話しをしていただきました。

今年度流行したノロウィルスを予防するには手洗いが一番有効で、もし感染してしまったら、脱水症状を起こさないようにこまめに水分補給することが重要。また、インフルエンザについても、外出後の手洗いや適度な湿度、十分な休養とバランスのとれた食事を心がけることが効果的であると予防対策について教えていただき、今すぐ家庭で活かすことができ、役立つ内容となりました。

 

河合第三小学校

平成28年12月22日(木曜日)、町立小学校栄養教諭である 棚橋 恵美先生を講師として、「親子クッキング」を開催しました。日ごろ実際に給食が作られている調理室で、衛生上決められている約束ごとを守りながら、それぞれの役割ごとに食材の下処理を行い、その後、全校生徒の給食を一度に作ることができる大きな鍋で調理。学校給食がどのような場所で、どのような流れで作られているかを知ることができ、参加者にとって、とても貴重な体験となりました。また、親子で一緒に料理をすることで、子どもたちの食への興味を高めることもできました。

河合第一小学校
河合第二小学校
河合第三小学校

 

河合第一中学校

河合第一中学校では、年4回、さまざまな内容で講演会を開催しました。

第1回では、奈良県ユニセフ協会事務局長 八木 勇さんを迎え、国際理解から人権について学習。

第2回では、河合第一中学校 スクールカウンセラー 三木 千鶴さん(臨床心理士)から、思春期の子どもをどう理解し、支援していけばよいかを幼児期から青年期までのそれぞれの特徴、育てたい感情などについてお話ししていただきました。

第3回では、県立高田高等学校 高木 一矢さんから、中学三年生としての学校生活・家庭生活の送り方についてのお話。

第4回では、JICA国際協力機構 石田 さやかさんから、青年海外協力隊員として活動された体験を通して、人権について学習し、人と人とのつながりの大切さを学びました。

河合第二中学校

平成29年1月19日(木曜日)、常磐会学園大学教授 臨床心理士 向出 佳司 さんから、

「人生・出会い~親の目・子の芽・地域の眼~」と題してお話しをしていただきました。

向出先生は臨床心理士の立場からみた、親子・きょうだい関係の育み方、子どもへメッセージを伝える時は、「あなた」メッセージではなく、「私」メッセージで伝えることの大切さ。また、日常的に行う「勇気づけの会話」の効果など、親の目線、子どもの目線からの子育てについて教えていただきました。

 

河合第一中学校
河合第二中学校

学校給食説明会

学校給食説明会

 

平成29年2月26日(日曜日)午前10時から、河合町中央公民館で学校給食説明会が開催されました。まず最初に教育委員会事務局から学校給食のパン・米飯の加工業者を変更した経緯が説明されました。当初は加工業者の変更についてさまざまな意見がありましたが、校長先生・学識経験者・PTA役員で構成された給食委員会において約1年間、時間をかけて教育委員会事務局と意見交換をしてきました。さらに、パン工場の見学や、実際に試食するなどして協議を重ね学校給食への理解を深めていきました。

その結果、「率直な意見交換ができたことで、より理解が深まった」という声が多く聞かれ、信頼関係も深まったのではないかと感じています。

その後、栄養士の先生から「学校給食における衛生管理から食育まで」という演題で、さまざまな取組についての説明がありました。

 

今後も積極的な情報提供や意見交換を行うことで、より良い環境を築いていきたいです。