6月4日~10日は歯とお口の健康週間です

更新日:2024年05月10日

歯を見せて 笑える今を 未来にも

~よく噛むことは生きるための重要な運動~

食べ物のおいしさはよく噛んで味わうことで感じられるものです。おいしいと感じる心が食欲を生み、子どものからだをつくります。「咀しゃく」「歩行」「呼吸」にかかわる神経回路は脳にプログラムされた生きるための重要な運動であることが明らかにされています。

 

~ひみこのはがいーぜ~

ひ:肥満予防 肥満中枢が刺激され太りすぎを予防。

み:味覚の発達 かんでわかる食物の味。

こ:言葉の発音ははっきり 口の機能が発達し、はっきり発音できる。

の:脳の発達 血液量の増加で、エネルギー補給や記憶物質の増加。

は:歯の病気予防 唾液の分泌で歯の汚れをきれいにする。

が:がん予防 唾液の分泌で発がん物質の毒性を弱める。

い:胃腸快調 胃の動きがよくなり、消化吸収がされやすい。

ぜ:全力投球 心身が健康になり、力いっぱい遊んだり仕事したりできる。

歯周病と全身の健康とのかかわり

歯周病は、糖尿病や動脈硬化など、メタボリックシンドロームと関係のある病気とお互いに影響しあっていることがわかっています。糖尿病や動脈硬化など、歯周病とメタボ関連の病気が、いくつも深くかかわりあっているだけにメタボと歯周病も相互に関係していると考えられています。実際に、メタボの判定基準に当てはまる数が多いほど、歯周病のリスクが高まるという研究結果があります。歯周病の予防は、メタボリックシンドロームを防ぐことと深く影響しあっています。

歯周病の予防とケアが大切です!!

~予防~

歯周病を予防するには、セルフケアと定期的な歯科検診、そして生活習慣の見直しは欠かせません。

日ごろのケアとして、プラークを取り除き口腔内を清潔にすること、

定期健診では、歯のクリーニングや歯みがき指導もうけてみましょう。

日ごろのケアでは、歯ブラシの他にデンタルフロスや歯間ブラシを使用することもおススメです。

歯みがきは1日2回以上、1回3分以上を目標にみがきましょう!フッ化物配合の歯磨き剤も予防に役立ちます。

そして生活環境(習慣)を整えてあげることも大切となります。

喫煙、ストレス、だらだら食べは歯周病のリスクを高める原因とも言われています。

よくかんで食べることで、唾液の分泌をよくし洗浄・殺菌効果が期待できます。また、ストレスをためることで、交感神経が優位となり唾液の減少につながるため、できるだけリラックスした環境も心がけてみましょう。

お口の健康づくり・・・すなわち健口習慣も意識した生活習慣に取り組んでみてください。

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