11月14日は世界糖尿病デー
糖尿病は拡大を続け、アジアなどでは今後2倍に増えると試算されています。2006年、国際連合は「糖尿病の世界的脅威を認知する決議」を国連総会議で採択し、11月14日を世界糖尿病デーに指定しました。
糖尿病を知ろう!
糖尿病とは・・・
糖尿病とは、血液中のブドウ糖(血糖)が異常に多い状態が続いてしまう病気です。
糖尿病の種類とは・・・
「1型糖尿病」
すい臓でインスリンがつくられない
「2型糖尿病」
遺伝や生活習慣が原因
日本では糖尿病患者の90%以上がこちらのタイプです。
糖尿病は自覚症状が無く進行する病気です
糖尿病は気づかない?
初期の段階では自覚症状がほとんど出ません。
「のどが渇く」「尿の量が多くなる」「よく食べるのに体重が減る」といった症状に気づく頃には、病気はかなり進行しています。
糖尿病は検査が必要?
自覚症状が出にくい糖尿病は、検査をしないとわからない場合が多い病気です。
進行する前に医師の診察を受け、血糖値の検査とHbA1cの検査をしてみましょう。
検査によって、「正常型」か「糖尿病型」か、糖尿病予備軍の「境界型」か、がわかります。
糖尿病による合併症って?
治療をせずにそのままにしておくと、さまざまな合併症を引き起こします。
主なものは「三大合併症」といわれています。
「糖尿病網膜症」目に障害を起こす
「糖尿病性腎症」腎臓に障害を起こす
「糖尿病性神経障害」神経に障害を起こす
そのほかに、動脈硬化に関連した合併症として、「脳血管障害」、「冠動脈疾患」
早めの発見・血糖コントロールを
早期発見のためには、定期的に検査を受けることが肝心です。
また、疑いを指摘された時にも放っておかずに、予備群のうちから血糖コントロールをこころがけましょう。
糖尿病予防に効果的なのは、バランスのとれた「食事」と適度な「運動」の組み合わせです。
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更新日:2024年11月01日