防災士の活動について

更新日:2021年06月30日

「防災士」とは、防災・防犯に関する意識・知識・技能を備えていると認められた人に与えられる資格で、地域の防災リーダーとして活動が期待されます。

自主防災

防災士さんの活動~小学校で防災・防犯教室

河合第三小学校区(現在は二小と統合)にお住まいの防災士の方々が、毎年、河合第三小学校の小学5年生6年生を対象に、防災(防犯)教室を毎年開催していました。

 

防災士の方々による、パワーポイントやDVDを使用しての防災防犯教室の後、子ども達と一緒に校区内の防災施設の場所の確認、防犯上危険な場所がないかなどを探検。

 

子ども達は教室に戻ってから4人~6人のグループに分かれ、防災や防犯について防災士の方々のお話やインターネットや図書館で調べたものをまとめ、後日研究結果を下級生に対して、発表しました。

 

発表会の日まで、それぞれのグループに防災士の方々がつき、子ども達と一緒に調べたり、教材の作り方や話し方などアドバイスし、発表の練習をしました。

 

発表当日、大きな模造紙や、画用紙いっぱいにイラストを描いたものを黒板にはりつけたり、段ボールで家や家具を作って地震のお話をしたり、クイズ形式で防災や防犯の問題を出したり、寸劇など、1年生から4年生が、楽しみながら学べるようにそれぞれが工夫した発表をしました。

 

 

防災士さんによる教室

防災士さんの活動~中学生と避難所訓練

避難所体験

河合第二中学校で避難所宿泊訓練を実施したときも防災士の方々が生徒の指導にあたっていただきました。

中学校の体育館が避難所になったときを想定しての「避難所運営ゲームHUG(ハグ)」を実施し、災害時、中学生の自分たちでもできる活動について勉強しました。

 

 

我が町安全マップコンクールに参加

   令和2年に、日本損害保険協会が主催する、「小学生のぼうさい探検隊マップコンクール」に、校区内の防災士の方々による「防災(防犯)教室」を受けた旧河合第三小学校自転車部の児童5人が「交通・防犯・防災安全マップ(久美ケ丘、彩りの杜編)」を作成し、応募しました。

 

47都道府県から、2541作品の応募の中、残念ながら河合第三小学校は入賞はできませんでしたが、子ども目線でのわかりやすい安全マップができました。

 

地域の防災士の方々のアドバイスや、実際に自分たちの目で住宅地内を細かくチェックして気づいたことや、普段登下校や自転車で通行しているときに感じたことなどを地図に記しました。

旧三小児童が作成した安全マップ

自分の住む町や勤務先等の避難場所や防災施設の設置場所、防犯上危険な場所等を把握することはとても大切なことです。

 

子ども達が家庭に帰ったときに家族に自分が勉強した内容をお話しすることにより、家庭内での防災防犯意識が芽生えます。

 

 

防災についての知識を持つ防災士の方々が地域で一人でも多くの皆様に防災、減災の必要性について理解をしていただく活動をこれからも積極的に進めていただけるように、安心安全推進課も防災士の方々とご一緒に活動を続けたいと思います。

 

町民の皆様も、大字自治会にこのような活動をされている防災士の方々がおられることを知っていただき、町内、大字自治会が開催する防災訓練に積極的に参加していただきますようよろしくお願いいたします。

この記事に関するお問い合わせ先

危機管理課

〒636-8501
奈良県北葛城郡河合町池部1丁目1番1号
電話:0745-57-0200
ファックス:0745-56-4007