詐欺にご注意!
インターネットを利用されている方へ・・・「サポート詐欺」について
インターネットを使用中に突然警告画面が表示され、警告音が鳴り出した経験はありませんか?
あれは「サポート詐欺」という特殊詐欺の手口の一つです。
警告画面にでた電話番号には絶対に電話をしないでください。
警告画面が出た場合の対処法や手口の詳細についてご紹介しますので下記のリンク先にアクセスしてください。(通信料がかかります)
役場職員を名乗って、「還付金が・・・」の話が出たら気をつけて!
キャッシュカード手交型詐欺
令和2年、河合町内では、11月に高齢者宅へ「河合町役場職員」を名乗った不審な電話が多くかかり、その中で2件(被害額合計約580万円)の詐欺が発生しました。
犯人が役場職員を名乗り、「還付金がある」と高齢者宅に電話をかけ、
その後、犯人は銀行員を名乗り再度高齢者宅へ電話をかけ、
「還付金の振り込み先口座のキャッシュカードが使えない」、「暗証番号を教えてください」、「これから銀行員がお宅に行きます」等言葉巧みに話し、
電話を切った後、銀行員に扮した犯人が電話をかけた高齢者宅に来訪し、キャッシュカードを高齢者から受け取り、その後ATMで現金を引き落とすという手口でした。
電話で、お金や、銀行口座等の話が出ても、安易に「暗証番号」や、「口座番号」、等を絶対に教えてはいけません。
来訪した第三者にキャッシュカードを手渡してはいけません。
高齢者を狙った詐欺のほとんどは電話から始まります。今すぐできる対策として留守番電話機能を活用すれば、おうちの電話防犯電話モードにすることができます。
非通知や、知らない電話番号からの電話や、身の覚えのない者からのメッセージは無視しましょう。
ATM誘導型詐欺
令和3年7月、町内の高齢女性宅に、役場職員を名乗り「還付金があります。
「書類が届いていますか?」と電話がかかり、
届いていない、知らないと答えると、
「申請の期日が近づいているので早急に還付の手続きをしてください」
と、被害者をあせらせ、言葉巧みにATMへ誘い出し、いつの間にか、
「振り込まれる」
手続きではなく、
「振り込む」
手続きへと誘導され、預金を全て引き出されます。
還付金がATM操作で返還されることはありません。
最近は「振り込でください」では、詐欺を疑われるので、「振り込まれます(還付金があります)」と言い方を変え、話を聞かせようとする言い方をする犯人がいます。
実際このATM誘導型の詐欺電話に出てしまった高齢者の方のお話では、役場職員を名乗る犯人の説明がとても丁寧で、詐欺の犯人とは全く気づかなかったと言われました。

ご存じですか?「迷惑電話防止機能つき電話機」
怪しい電話番号などをシャットアウト!
現在販売されている電話機の中には、「迷惑電話防止機能」がついた電話機が販売されています。
「迷惑電話防止機能」とは、着信時に警告音声を発したり、通話中に自動録音、迷惑電話を判別して着信拒否又は警告表示する、非通知着信に対しては着信音を鳴らさない、音声アナウンスにより注意喚起を行うなどの機能があります。
また、既にお家に設置している固定電話に外部接続する、「防犯通話録音機」も販売されています。
電話を使った詐欺を未然に防止するために、新しく電話機を設置する際や、高齢者のお宅へのプレゼントで、このような機能のある電話機や録音機を購入することをお勧めします。
防犯電話の購入をお考えの方

県内での最新の犯罪手口が知ることができます!奈良県警察防犯情報誌『やまとの安全』
奈良県警察のYouTubeチャンネルでは、実際に高齢者宅に警察官を騙って電話をかけてきた詐欺犯人の声を聞くことができます。
その他町内で発生した詐欺
「プリペイドカードを買ってきてください」は詐欺です
みなさん、「プリペイドカード」ってご存じですか?
カード型で、1500円から5万円分の商品券のようなもので、コンビニエンスストアや、家電量販店等で販売されています。
カードを購入し、裏面に隠されている番号をインターネットで入力すると、購入した金額分支払いができます。
クレジットカードを持たない人でも、インターネットで買い物をしたり、ゲームの課金等できます。
町内で発生した「プリペイドカード(電子マネー)」を使った詐欺の手口!(令和3年3月25日)
パソコンでインターネットを使用中に、
「コンピューターウイルスに感染しました。ウイルスを除去する費用が必要です」
「アダルトサイトの退会料金を滞納しています」
「早く支払わないと裁判になります」
など、メールや電話で請求します。
被害者は、欺されて画面の電話番号や、メールアドレスに問い合わせします(もちろんそれは、詐欺犯人の電話番号、メールアドレスです)。
犯人はそれらの料金の支払いに、
「料金の支払いはコンビニのプリペイドカードで(金額)万円分のカードを買ってきてください」
と言われます。
言われたとおりにコンビニで金額分のプリペイドカードを購入し、
「カードの裏面のにシールやスクラッチ等で隠されている番号を教えてください」
と言われ、そのまま電話やメールで番号を伝えると犯人に電子マネーからお金が取られてしまいます。
欺されたことに気づくまでコンビニを何店舗も巡らせ、額面5万円の電子マネーカードを30万円近く購入させられる被害も発生しました。
電話で「プリペイドカード買って下さい」は詐欺です。
ご注意ください。
相手から購入を指示された場合はすぐに西和警察署へ電話をしましょう。
0745-72-0110(西和警察署)
安心安全推進課では「防犯教室」を開催しています
町内の老人クラブや自治会等で、防犯教室を開催しています。
県内や西和警察署管内、町内での犯罪被害状況を踏まえ、イラストを使ったパネルや、実際の手口を皆さんにお見せしながら、30分から1時間くらいのお時間をいただければ実施させていただきますので、自治会、老人クラブ、各種サークルなど、お気軽に安心安全推進課までご相談ください。

大切なお金をだまされて取られないように、不審な電話がかかってきて、「おかしいな?」「え?なんで?どういうこと?」と思ったら、ご自身だけで判断せず、まず相談です。
上記の事例以外にもいろいろな詐欺があります。
消費生活相談コーナーでの詐欺事例も参考にしてください。
下をクリックしてください。
この記事に関するお問い合わせ先
危機管理課
〒636-8501
奈良県北葛城郡河合町池部1丁目1番1号
電話:0745-57-0200
ファックス:0745-56-4007
更新日:2023年11月15日