禁煙・アルコールの相談について
たばこについて
禁煙について
禁煙できないのは意志のせいではありません。
タバコの煙に含まれているニコチンによる「ニコチン依存症」のせいなのです。
医療機関での禁煙治療や薬局で購入できる禁煙補助薬を使えば、禁煙を楽にすることができるといわれています。
また、医療機関による禁煙治療は、一定の条件(禁煙の意思があることや喫煙本数と喫煙期間等)を満たせば保険適用となります。(平成28年度の診療報酬改定により、若い年齢の方については保険適用要件が緩和されました)
禁煙をお考えの方は、医療機関や薬局の情報を掲載していますので、下記の資料及びホームページをご活用ください。
受動喫煙対策
なくそう!望まない受動喫煙。マナーからルールへ
受動喫煙のないすこやかな社会へ
屋内は原則禁煙、各種喫煙室への標識の掲示、20歳未満の方は喫煙室への立ち入りは禁止
などが義務付けられています。
20歳未満の方の喫煙について
20歳未満の者の喫煙は、たばこの有害物質(ニコチンやタールなど)が取り込まれやすく、喫煙開始年齢が低いほど健康に大きな影響を及ぼし、ニコチン依存症になりやすいという報告があり、ニコチン依存症になれば、自力での禁煙が難しく、医師による禁煙治療が必要とされています。
奈良県では、平成25年度より県内の各保健所に窓口を設置し、児童・生徒の禁煙に関する相談を受ける体制を整備することとしています。
保健所は、本事業の円滑な実施に向けて、学校と医療機関との連携を図り、禁煙支援のサポートを行い、学校の禁煙支援体制の構築に向けて、学校を支援してくれます。
アルコールについて
アルコール健康障害対策について
お酒は私たちの生活に豊かさと潤いを与える物である一方、多量飲酒や不適切な飲酒は本人の健康を阻害し、飲酒運転、暴力、虐待、自殺などの様々な健康障害に関連します。
これらの問題を防ぐためには、お酒の特性や飲酒に伴う危険を正しく理解することが大切です。
アルコールと依存
多量のお酒を長期にわたって飲み続けることで、お酒がないといられなくなる状態となれば精神疾患のひとつです。その影響は精神面や身体面にもあらわれていき、仕事や家庭生活など生活面にも支障が出てくることがあります。
早期に治療へ繋がることが大切
アルコール依存症は「不認の病」ともいわれるように、本人は自分が病気であることを認めたがらない傾向にあるため、適切な相談や治療に繋がりにくいという問題があります。
また、治療を受けるなどしていったんお酒をやめても、その後一度でも飲むと、元の状態に戻ってしまうので、アルコール依存症からの回復には、本人が治療に対して積極的に取り組むことはもちろん、家族を始め周囲のサポートが大切です。
この記事に関するお問い合わせ先
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更新日:2024年06月14日