河合町人権教育推進協議会

更新日:2024年08月30日

河合町人権教育推進協議会は、1979年の結成以来「基本的人権と民主主義の確立をめざし、部落問題を中心としたあらゆる人権問題を解決に導き、真の人権文化を創造することを目的とする。」の理念のもと、「人権尊重のまちづくり」を目指した取組を進めてまいりました。

人権学習講座および現地人権学習会の開催や、奈良県人権教育推進協議会・北葛城郡人権教育推進連絡協議会をはじめとする関係機関との連携により、取組を進めています。

 

以下、総会資料を掲載します。

2024年度総会

2024年6月28日(金曜日)

中央公民館において、47名の加盟機関・団体関係者および役場職員が出席し、総会が開催されました。

最初に会長と町長からあいさつがあり、続いて議事に移りました。議事では、2023年度事業と収支決算の報告及び監査報告がありました。続いて、2024年度・2025年度の役員(案)ならびに顧問(案)が承認されました。また、2024年度事業計画(案)と収支予算(案)についても提案があり、審議のうえ承認されました。

総会終了後、“マイクロ・アグレッション”とテーマにした人権啓発ビデオ「言葉があるから」を視聴しました。マイクロ・アグレッションとは、小さい単位を表す「マイクロ」と、他者への攻撃という意味がある「アグレッション」を組み合わせた言葉です。日常生活のさまざまな場面で、悪気なく無意識に国籍や人種、性別、性的指向など、特定の属性の人たちへの軽視や偏見が潜んでいます。

私たち自身も加害者にならないために、この作品を通して自分に当てはまることがないか確かめ合う機会となりました。

2023年度総会

2023人推協総会

2023年7月18日(火曜日)

中央公民館において、55名の加盟機関・団体関係者および役場職員が出席し、総会が開催されました。

最初に会長と町長からあいさつがあり、続いて議事に移りました。議事では、2022年度事業や収支決算の報告、また2023年度事業計画(案)、収支予算(案)の説明があり審議・承認されました。あわせて2023年度の役員や事務局についても紹介されました。

総会終了後、人権啓発ビデオ「ハンセン病問題を知る ~元患者と家族の思い~ 」を視聴しました。ハンセン病は、日本では長らく「らい病」と呼ばれ、国の誤った施策によって患者を強制隔離してきた暗い歴史があります。隔離された患者は出自(しゅつじ)を隠すために本名を名乗ることができず、生まれ故郷に帰ることや家族に会うことも容易ではありませんでした。さらには、子どもを産む権利までも奪われた方が大勢いました。

隔離の根拠となった「らい予防法」が廃止されたのは、1996年とまだ最近のことです。そして、その後は現在に至るまで国に対しての賠償運動が広まりを見せています。しかし、患者や家族がいかに不当な差別を受け、偏見の目で見られていたのかを、ビデオ視聴を通して学びました。

2022年度総会

2022人推協総会

2022年7月4日(月曜日)

中央公民館において、57名の加盟機関・団体関係者および役場職員が出席し、3年ぶりに対面での総会が開催されました。新型コロナウイルスが世界的に猛威を振るい、国内でも人々の生活が根底から揺るがされるなか、本協議会も2020年度・2021年度は活動を大きく制限せざるを得ない2年間でした。

総会では、会長の挨拶に続き2021年度の事業報告や収支決算報告があり、続いて2022年度の役員改選(案)と事業計画(案)及び収支予算(案)が示され、審議のうえ承認されました。

総会終了後、研修会として人権啓発ビデオ「夕焼け」を視聴しました。以前から社会問題として存在しており、近年その深刻さがクローズアップされている「ヤングケアラー」をテーマとした作品でした。たとえ家族であっても、毎日誰かの介護や世話をすることは大きな負担が掛かります。そして、一般的にヤングケアラーといわれている子どもや若者は、教育を受けたり友人との交流を通じて成長する重要な時期に、介護や世話に追われています。「家族のことは家族でするのが当たり前」という責任感から、周りに頼らず何とかしようと孤立の中で追い詰められています。私たちは“誰もがケアする側にもケアされる側にもなり、周りから支援を受けることは恥ずかしいことではない”ということを、この研修によって確認しあいました。

2020年度・2021年度総会

2020年度および2021年度は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、総会議案書を配布書面決議をもって総会に代えました。前年度事業報告と収支決算報告、また新年度の役員改選(案)と事業計画(案)、また収支予算(案)について、加盟機関・団体の代表者によって審議され、決議書にて承認されました。

2019年度総会

2019年6月26日(水曜日)

中央公民館において、約60名の加盟機関・団体関係者が出席し、河合町人権教育推進協議会の総会が開催されました。

2018年度の事業や収支決算の報告がありました。また、2019年度の事業計画(案)及び収支予算(案)についても、審議のうえ承認されました。

総会終了後、研修会として人権啓発ビデオ「ヒーロー」を視聴しました。近年、社会から孤立する人が増え、孤独死などが大きな社会問題となっています。これは、家族や地域、職場でのつながりの希薄化によって起こっています。「無縁社会」と呼ばれる社会状況に対し何ができるのかを考え、地域で起こる身近な人権課題に対し、傍観者としてではなく主体的に行動することで、新たな地域のつながりを結んでいく大切さを学びました。

河合町人権教育推進協議会総会

2018年度総会

2018年6月27日(水曜日)

中央公民館において、約50名の加盟機関・団体関係者が出席し、河合町人権教育推進協議会の総会が開催されました。

2017年度の事業や収支決算が報告され、2018年度の役員(案)及び事業計画(案)、収支予算(案)についても審議のうえ承認されました。

総会終了後、人権研修会として自閉症スペクトラム障害(広汎性発達障害)を題材にした「秋桜(コスモス)の咲く日」を視聴しました。本作では、“目に見えにくい違い”の一つとして自閉症スペクトラム障害をとりあげており、主人公の青年の生きづらさや痛みとともに、“違い”が生み出すプラスのエネルギーをコスモスの花々に重ねて描かれていました。

今回の研修でとりあげられていたテーマは、私たち一人ひとりにとっても身近な問題であり、真摯に向きあい互いに理解しあうことが大切なのだと学びました。

2017年度総会

2017年6月27日(火曜日)

中央公民館において、約50名の加盟機関・団体関係者が出席し、河合町人権教育推進協議会の総会が開催されました。

2016年度の事業や収支決算が報告され、さらに2017年度の事業計画(案)、収支予算(案)が審議・承認されました。また、役員および事務局についても紹介されました。

総会終了後、人権研修会として文部科学省選定DVD「老いを生きる」を視聴するなかで、認知症患者やその家族をとりまく状況・課題が、だれにとっても決して他人事ではなく、身近な問題として向きあうことが大切であると学びました。

2016年度総会

2016年6月28日(火曜日)

中央公民館において、約50名の加盟機関・団体関係者が出席し、河合町人権教育推進協議会の総会が開催されました。

2015年度の事業や収支決算が報告され、さらに2016年度の役員(案)や事業計画(案)、収支予算(案)が審議・承認されました。

この記事に関するお問い合わせ先

生涯学習課(中央公民館)

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